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雑談スレッド
レス数が1000を超えているので、これ以上投稿できません。
330 名前:小倉秀夫 2004/04/03 11:23
基本的には

1) 試聴用のデータ
(音質は悪くとも良く、フルコーラス聞けなくともよい。
 ただし、無料であることが必須)
2) 携帯用のデータ
(音質はそれなりでよい。とはいえ、限界はある。
 ただし、普及タイプの携帯再生機器で再生できることが必須。
 1台の機器にたくさんの楽曲が収録でき、連続した一定時間においてどの曲とどの曲をどの順番で聴くかをユーザーが決定できることが望ましい。)
3) 室内用のデータ
(音質は決定的に重要。
 携帯性は求められないが、収納スペースは少なくて済む方がよい。)
 
という棲み分けが望ましいと考えています。

現状のCCCDは、2)も3)も満たさないので、受け入れがたいですね。
Moraもまた、2)も満たさないし、もちろん3)も満たさないので、食指が動かないですね(OSXにも対応させる予定というのは、日本の今までの音楽配信サービスよりはましですが。)
着うたは、位置づけとしては2)タイプなのでしょうが、「1台の機器にたくさんの楽曲が収録でき、連続した一定時間においてどの曲とどの曲をどの順番で聴くかをユーザーが決定できる」という条件を満たさないのではないですか(私は、携帯電話を持つ気がないので、当然着うたも使ったことはないのですが。)?

金子さんもかまどさんも何か勘違いされているようですが、音楽業界の側で、消費者が望むようなサービスを提供しなければ、アーティストの収入も増えないのです。「違法コピー」を撲滅するために、「違法コピー」をしない消費者に負担を課せば(例えば、2)タイプのデータ供給を行うことなく、コピーガードを強くして、携帯型視聴へのハードルを高くすれば)、却って、従来正規にお金を支払って音楽データを購入してきた消費者をも遠ざけることになります(「違法コピー」をしない消費者に負担を課さない方法、例えば、ファイル交換サービスでmp3ファイルをアップロードしているユーザーを突き止めて、損害賠償請求訴訟を提起したり、刑事告訴したりする等であれば、「違法コピー」をしないユーザーには関係がない話ですが。)。

消費者にとっては、音楽産業というのは、数多くある娯楽産業の一つですから、音楽産業が消費者の利益を無視して尊大な態度をとり続けるならば、他の娯楽を選択すれば済むだけの話です(ですから、「消費者からまず歩み寄れ」だなんて発想が出てくること自体、信じがたいです。)。「違法コピー」を撲滅するためにコピーガードをがちがちに固め、その結果、消費者の音楽離れを招いて、却ってミュージシャンの収入を減少させる。十分あり得るシナリオです。
 

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